「黒い呪いの行き着く先」
・四つ葉のクローバー
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〔4巻104P より〕
シロツメクサの群生地を見つけたシーンが元ネタ。クロ曰く、この花は懐かしい感じがして落ち着くとのこと。そんな四つ葉のクローバーの花言葉は「私のものになって」。そして、この話で旅を始めてから初の「ヒフミ」との邂逅を果たした。余談だが、7巻の表紙もこの話が元ネタになっている。
・赤紫色の月
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〔3巻32P より〕
クロの世界では一年に一度月が赤紫色に染まる。このことについては各地で様々な呼び方や伝承があり、クロがこの日訪れた街の伝承は、「人間の厄に耐えきれずどんどん天から流れてしまった星を見かねた心の優しい月が、一年に一度それを自分が全部請け負うことを提案したから」というもの。その影響でセンの呪い(千匹の蝙蝠の姿に分割された)を月が負担してくれているのかどうかはわからないが、この日だけは「セン」は「センセイ」の姿、つまり人間の姿に戻ることができる。
・黒い呪いの行き着く先
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〔6巻86,87P より〕
女学校に潜入したクロは黒い呪いの残滓で他人を弄ぶ「黒貴婦人」と出会う。黒い呪いについて何も知らずにその力を使って遊んでいる彼女の態度と、彼女は「呪いが解けていた」ことにマジ切れしたクロがとった行動。また、本当に黒い呪いの行き着く先はどうなるのか、それは第7巻のヒフミとの最終決戦で明かされる。